ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ― 第2部 ネタバレ [エンタメ]
今日は、ウロボロスの第2部、
つまり、単行本の第9巻以降
のあらすじをお話します。
勿論、ネタバレになります。
気を付けてくださいね。
ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―
第2部
第2部は、いきなり警視総監狙撃事件
から始まります。
聖副総監の指揮のもと、警察の総力を
あげての捜査が行われます。
イクオは、人手不足の中、竜也の協力
を得て、デリヘル嬢殺人事件を追います。
その犯人の言葉から、警視総監狙撃は
警察が暴力団にやらせた事件である
可能性が浮かびます。
その後警視総監の事件は一向に解決せず、
イクオはイラン人殺害事件を担当し、
イクオが交番時代に慕っていた先輩が
犯人であることをつきとめ、最後は
やむを得ず射殺します。
一方、竜也は我孫子会の実権を握る
会長夫人の桐乃に気に入られ、
若くして直参に取り立てられます。
竜也は、狙撃事件の実行犯が
広域指定暴力団の山城組であり、
組長以下が自殺したとのニュース
を聞き、公安警察 ”ゼロ” の仕業
と疑います。
竜也とイクオは、山城組組長の
嫡男・山城隼人の行方を追い、身柄を
確保しようとします。
しかし、隼人は遊園地でゼロに見つかり
狙撃され、イクオは瞬間的にかばって
被弾してしまいます。
竜也が公安警察ゼロの二人、
班長の忍足（おしたり）と隊員の我那覇（がなは）
と交戦、絶叫屋敷に逃げ込みます。
しかし、忍足は薬物を使い竜也の体を麻痺
させると、我那覇を殺してしまい、竜也を
痛めつけ、結子が所持していたウロボロスの
首飾りのありかを聞き出そうとします。
それは、イクオが形見に持っているものでした。
その竜也のピンチに、なんと撃たれていた
イクオがトランス状態で登場します。
イクオはこの状態になると驚異的な
戦闘能力を発揮、忍足を一騎に
叩きのめします。忍足は降伏して
助けてもらうかわりに金時計の警察関係者
の正体を教えるといいますが、突然
何者かによる目くらましのなかで、
口止めに殺されてしまいます。
一方、イクオはトランス状態から正気に
戻ると、幼いころの記憶を少しずつ
取り戻します。今回イクオが思い出したのは、
涙ながらに自分に銃口を向ける
結子先生の姿でした。
竜也のことで公安警察ゼロと係った
蝶野は、その後能力を買われて
金時計の男に誘われたのか、
自ら異動願いを出すのでした。
その後、三島警部の養女誘拐事件
が発生しますが、この事件で理不尽にも
懲戒免職となった三島は、去り際イクオに、
「まほろば」の捜査終了は当時上司であった
現在の聖副総監から通達されたことを
打ち明けます。
一方、竜也は、我孫子一家の金庫から、
金時計組のメンバーとして、桐乃と
一緒に映っている聖副総監の写真
を発見します。
既に警察内は聖副総監一派に
牛耳られているなか、日比野主席監察官
（役職が変わっていますね）の指示で、
イクオと美月は監察官として異動、
その与えられた任務とは、腐敗を元から
絶つために、聖副総監を裁くことだったのです。
「警察ヲ裁クハ我ニアリ」
それは、警察組織を護るために
警察を取り締まる部署だったのです。
さて、聖副総監の指示で聖隊による
暴力団摘発のなか、我孫子会内部
にも騒動が起こります。
船上カジノに桐乃と付き添いの竜也
をおびき寄せ、暗殺しようと企んだ
卜部一家の天羽兄弟でしたが、
裏カジノ摘発に乗り出していた聖隊
により失敗、竜也は桐乃に自分が
復讐目的で組員になったことを打ち明け、
逆に桐乃の信頼を得ることになります。
天羽兄弟に苦戦する竜也でしたが、
イクオが駆けつけ彼らを粉砕します。
その現場に登場する聖副総監。
結子先生を殺したのが聖副総監なのか、
問い詰めるイクオと竜也。なぜ変わって
しまったのか、何があったのかと問う桐乃。
何も答えない聖副総監にイクオが
トランス状態で襲いかかります。
聖副総監が倒されそうになったとき、
聖隊が気づきイクオに発砲、
竜也をこれをかばって被弾し海に
落ちてしまいます。
それでやっとトランス状態を脱した
イクオは、竜也を助けようとした瞬間
頭痛で倒れます。意識を失う中で、
聖副総監が懸命に竜也を救出する
姿を見るのでした。そして、また遠い
過去を少し思い出すイクオ。
金時計の男は聖副総監ではありません
でした。
一方、イクオのウロボロスのネックレス
を持つ美月は、中に入っているICチップ
のため警察の闇組織に狙われますが、
「まほろば」出身のフリーライター那智に
救われます。
船上の裏カジノ事件で聖副総監の
違法捜査が明るみに出て、聖副総監は
失脚、聖派は弱体化します。
竜也は行方不明のまま、イクオの
意識も戻らない状況が続いていました。
美月はICチップのデータ、那智の
話から、「まほろば」を作ったのが
父親である日比野首席監察官で、
結子先生は警視庁公安部の捜査員
だったこと、父に想いを寄せていた
ことを知ります。
そして、イクオと竜也の関係や
真の目的も。
一方、那智の狙いは「まほろば」の正体
と自分の妹の行方を探ることでした。
那智は美月を使い、日比野首席監察官から
ことの真相を聞き出そうとします。
美月のピンチに目を覚ますイクオ。
日比野首席監察官と手分けして二人を
探します。イクオは公安の手から逃れた
二人となんとか遭遇、ところが別れた
日比野首席監察官が何者かに
殺されてしまうのです。
那智から「まほろば事件」の隠蔽は
公安によるものだと聞かされたイクオは、
聖元副総監を訪ねます。聖は金時計の男
を知っていましたが、自分の元相棒で
恩人であるため話せない、知らないほうがよい
事実だというのでした。
そして、竜也は蝶野に助けられ生きている
ことが分かりましたが、その後の行方は
知れませんでした。 イクオは
竜也が何をしているのか不明なまま、
新たに加わった頼りない那智とともに
真相究明を続けます。
那智は、「まほろば」の子供たちを
診察していた天才外科医の早乙女に
眼を付けますが、早乙女は突然失踪、
やがて死体となって発見されます。
さて、この先は、単行本第19巻に
引き継がれます。
徐々に明らかになる事実と依然として
深まる謎、いったいどう展開していくのか、
ますます目が離せませんね。
来年のドラマ化、絶対見たいと
思いませんか？
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つまり、単行本の第9巻以降
のあらすじをお話します。
勿論、ネタバレになります。
気を付けてくださいね。
ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―
第2部
第2部は、いきなり警視総監狙撃事件
から始まります。
聖副総監の指揮のもと、警察の総力を
あげての捜査が行われます。
イクオは、人手不足の中、竜也の協力
を得て、デリヘル嬢殺人事件を追います。
その犯人の言葉から、警視総監狙撃は
警察が暴力団にやらせた事件である
可能性が浮かびます。
その後警視総監の事件は一向に解決せず、
イクオはイラン人殺害事件を担当し、
イクオが交番時代に慕っていた先輩が
犯人であることをつきとめ、最後は
やむを得ず射殺します。
一方、竜也は我孫子会の実権を握る
会長夫人の桐乃に気に入られ、
若くして直参に取り立てられます。
竜也は、狙撃事件の実行犯が
広域指定暴力団の山城組であり、
組長以下が自殺したとのニュース
を聞き、公安警察 ”ゼロ” の仕業
と疑います。
竜也とイクオは、山城組組長の
嫡男・山城隼人の行方を追い、身柄を
確保しようとします。
しかし、隼人は遊園地でゼロに見つかり
狙撃され、イクオは瞬間的にかばって
被弾してしまいます。
竜也が公安警察ゼロの二人、
班長の忍足（おしたり）と隊員の我那覇（がなは）
と交戦、絶叫屋敷に逃げ込みます。
しかし、忍足は薬物を使い竜也の体を麻痺
させると、我那覇を殺してしまい、竜也を
痛めつけ、結子が所持していたウロボロスの
首飾りのありかを聞き出そうとします。
それは、イクオが形見に持っているものでした。
その竜也のピンチに、なんと撃たれていた
イクオがトランス状態で登場します。
イクオはこの状態になると驚異的な
戦闘能力を発揮、忍足を一騎に
叩きのめします。忍足は降伏して
助けてもらうかわりに金時計の警察関係者
の正体を教えるといいますが、突然
何者かによる目くらましのなかで、
口止めに殺されてしまいます。
一方、イクオはトランス状態から正気に
戻ると、幼いころの記憶を少しずつ
取り戻します。今回イクオが思い出したのは、
涙ながらに自分に銃口を向ける
結子先生の姿でした。
竜也のことで公安警察ゼロと係った
蝶野は、その後能力を買われて
金時計の男に誘われたのか、
自ら異動願いを出すのでした。
その後、三島警部の養女誘拐事件
が発生しますが、この事件で理不尽にも
懲戒免職となった三島は、去り際イクオに、
「まほろば」の捜査終了は当時上司であった
現在の聖副総監から通達されたことを
打ち明けます。
一方、竜也は、我孫子一家の金庫から、
金時計組のメンバーとして、桐乃と
一緒に映っている聖副総監の写真
を発見します。
既に警察内は聖副総監一派に
牛耳られているなか、日比野主席監察官
（役職が変わっていますね）の指示で、
イクオと美月は監察官として異動、
その与えられた任務とは、腐敗を元から
絶つために、聖副総監を裁くことだったのです。
「警察ヲ裁クハ我ニアリ」
それは、警察組織を護るために
警察を取り締まる部署だったのです。
さて、聖副総監の指示で聖隊による
暴力団摘発のなか、我孫子会内部
にも騒動が起こります。
船上カジノに桐乃と付き添いの竜也
をおびき寄せ、暗殺しようと企んだ
卜部一家の天羽兄弟でしたが、
裏カジノ摘発に乗り出していた聖隊
により失敗、竜也は桐乃に自分が
復讐目的で組員になったことを打ち明け、
逆に桐乃の信頼を得ることになります。
天羽兄弟に苦戦する竜也でしたが、
イクオが駆けつけ彼らを粉砕します。
その現場に登場する聖副総監。
結子先生を殺したのが聖副総監なのか、
問い詰めるイクオと竜也。なぜ変わって
しまったのか、何があったのかと問う桐乃。
何も答えない聖副総監にイクオが
トランス状態で襲いかかります。
聖副総監が倒されそうになったとき、
聖隊が気づきイクオに発砲、
竜也をこれをかばって被弾し海に
落ちてしまいます。
それでやっとトランス状態を脱した
イクオは、竜也を助けようとした瞬間
頭痛で倒れます。意識を失う中で、
聖副総監が懸命に竜也を救出する
姿を見るのでした。そして、また遠い
過去を少し思い出すイクオ。
金時計の男は聖副総監ではありません
でした。
一方、イクオのウロボロスのネックレス
を持つ美月は、中に入っているICチップ
のため警察の闇組織に狙われますが、
「まほろば」出身のフリーライター那智に
救われます。
船上の裏カジノ事件で聖副総監の
違法捜査が明るみに出て、聖副総監は
失脚、聖派は弱体化します。
竜也は行方不明のまま、イクオの
意識も戻らない状況が続いていました。
美月はICチップのデータ、那智の
話から、「まほろば」を作ったのが
父親である日比野首席監察官で、
結子先生は警視庁公安部の捜査員
だったこと、父に想いを寄せていた
ことを知ります。
そして、イクオと竜也の関係や
真の目的も。
一方、那智の狙いは「まほろば」の正体
と自分の妹の行方を探ることでした。
那智は美月を使い、日比野首席監察官から
ことの真相を聞き出そうとします。
美月のピンチに目を覚ますイクオ。
日比野首席監察官と手分けして二人を
探します。イクオは公安の手から逃れた
二人となんとか遭遇、ところが別れた
日比野首席監察官が何者かに
殺されてしまうのです。
那智から「まほろば事件」の隠蔽は
公安によるものだと聞かされたイクオは、
聖元副総監を訪ねます。聖は金時計の男
を知っていましたが、自分の元相棒で
恩人であるため話せない、知らないほうがよい
事実だというのでした。
そして、竜也は蝶野に助けられ生きている
ことが分かりましたが、その後の行方は
知れませんでした。 イクオは
竜也が何をしているのか不明なまま、
新たに加わった頼りない那智とともに
真相究明を続けます。
那智は、「まほろば」の子供たちを
診察していた天才外科医の早乙女に
眼を付けますが、早乙女は突然失踪、
やがて死体となって発見されます。
さて、この先は、単行本第19巻に
引き継がれます。
徐々に明らかになる事実と依然として
深まる謎、いったいどう展開していくのか、
ますます目が離せませんね。
来年のドラマ化、絶対見たいと
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