10月新ドラマ「すべてがFになる」が面白い！ キャストは武井咲さん & 綾野剛さん W主演！ [エンタメ]
フジテレビ系10月21日スタートの火曜21時枠は
武井咲さん & 綾野剛さん W主演の
注目の連ドラ「すべてがFになる」の登場です。
このドラマは、元名古屋大学助教授で工学博士の
小説家・森博嗣（もり ひろし）さん原作の
理系ミステリをドラマ化したものですね。
森さんの作品には、難解な数学や工学分野の
専門用語が頻出します。でもその意味など
よくわからなくても、物語の展開はとても
把握しやすく、スーッとストーリーに
入り込めると思います。逆に読んでいると
そうした専門用語の羅列が心地よくなって
くるから不思議です。森さんは以前、作品の
途中までは犯人を決めず、半分以上
書き上げてから犯人を考えるということを
仰っていました。そのほうが意外性が出る
というんです。確かにそうかもしれません。
森さんのミステリは、読者に犯人のトリック
の謎解きを楽しませるところがありますね。
さて、このドラマは、森さんの推理小説
のなかの、「S&Mシリーズ」と呼ばれる
一連の作品が原作になります。
Sとは主人公・犀川創平（さいかわそうへい）
のファーストネームのイニシャル。
綾野剛さん扮する犀川は、国立N大学
工学部建築学科の助教授で、本シリーズの
探偵役とでもいうべき役柄です。
そしてMとは、もう一人の主人公
西之園萌絵（にしのそのもえ）の
ファーストネームのイニシャル。
武井咲さん扮する萌絵は、犀川の
教え子で、ファンクラブもできるほどの美人。
父親は通っている大学の元総長、親戚に
愛知県警本部長や愛知県知事夫人など、
偉い人が多く、超資産家のお嬢様です。
不幸にも両親を飛行機事故で亡くしていますが、
その遺産で高層マンションを所有し、上層
のペントハウスに住むとともに、執事や愛犬（都馬）
と暮らし、ポルシェなどの高級車を5台も
乗り回す車好き、という一面もあります。
犀川は一見クールなイケメンですが、
実はズボラで変わり者。
興味のないことには一切係わろうとせず、
いつも萌絵に引っ張りまわされていやいや
事件に首をつっこむことになります。
でも一度興味を持つと、警察も顔負けの
天才的な分析力、推理力を発揮します。
一方萌絵は、やはりかなりの変わり者ですが、
抜群の洞察力、観察力と、驚異的な計算能力
を持ち、事件に入れ込んでいつも犀川を
巻き込みます。
萌絵が大学で犀川に会ったとき、
自分より頭のいい大人を初めて見たと感じます。
その感情はやがて犀川への尊敬の念から
強い恋愛感情に発展、積極的に出てしばしば
犀川をあわてさせることになります。
さて、この二人、論理的思考には優れても
人の情に目のいかない理系バカですが、
天才的頭脳を持った犯人の巧妙なトリック
をどうのように見破るのか、そして恐らくは
最後に、森さんの小説の「四季シリーズ」
の主人公でもある真賀田四季（まがたしき）
との頭脳戦が待ち受けているのでは
ないでしょうか。
この真賀田四季こそ、森さんの推理小説に
登場する最強の天才です。
「人類のうちで最も神に近い」と表現されます。
劣化しない記憶力と、人知を超えた驚異的な
頭脳を持つ、多重人格者の女性です。
5歳で知識のインプットが全て完了、
幼くしてMITで博士号を取得しますが、
（ドラマではプリンストン大学のようです。）
14歳で両親を殺害、心神喪失で無罪になると、
その後15年間、孤島にある研究所に閉じこもります。
巨大企業などがその頭脳を狙いますが、
それらを巧みに利用、コントロールします。
物語では、犀川が孤島に来る際、閉じこもっていた
研究室から出て、犀川とは様々な関わり合いが
生じるようです。
犀川も四季の能力を高く評価、自分が遠く及ばない
ことを感じながらも、四季の思考を理解しようとします。
この四季ほどキャスティングの難しいキャラもいませんね。
このドラマに四季が登場するとしたら、いったい
誰が抜擢されるのか、興味津々でしたが、
なんと500人のオーディションのなかから、
もとももクロの早見あかりさんが選ばれたようです。
無機質でミステリアスなこのキャラをどう演じるのかも、
見る楽しみのひとつです。
「すべてがＦになる」のＦとは、コンピュータ
の世界で使用される16進法の世界における
最大数15のことです。すべての数字の羅列が
Ｆになったとき、あるプログラムが動き出す、
そんなことを暗示する四季の謎めいた
メッセージなんですね。
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武井咲さん & 綾野剛さん W主演の
注目の連ドラ「すべてがFになる」の登場です。
このドラマは、元名古屋大学助教授で工学博士の
小説家・森博嗣（もり ひろし）さん原作の
理系ミステリをドラマ化したものですね。
森さんの作品には、難解な数学や工学分野の
専門用語が頻出します。でもその意味など
よくわからなくても、物語の展開はとても
把握しやすく、スーッとストーリーに
入り込めると思います。逆に読んでいると
そうした専門用語の羅列が心地よくなって
くるから不思議です。森さんは以前、作品の
途中までは犯人を決めず、半分以上
書き上げてから犯人を考えるということを
仰っていました。そのほうが意外性が出る
というんです。確かにそうかもしれません。
森さんのミステリは、読者に犯人のトリック
の謎解きを楽しませるところがありますね。
さて、このドラマは、森さんの推理小説
のなかの、「S&Mシリーズ」と呼ばれる
一連の作品が原作になります。
Sとは主人公・犀川創平（さいかわそうへい）
のファーストネームのイニシャル。
綾野剛さん扮する犀川は、国立N大学
工学部建築学科の助教授で、本シリーズの
探偵役とでもいうべき役柄です。
そしてMとは、もう一人の主人公
西之園萌絵（にしのそのもえ）の
ファーストネームのイニシャル。
武井咲さん扮する萌絵は、犀川の
教え子で、ファンクラブもできるほどの美人。
父親は通っている大学の元総長、親戚に
愛知県警本部長や愛知県知事夫人など、
偉い人が多く、超資産家のお嬢様です。
不幸にも両親を飛行機事故で亡くしていますが、
その遺産で高層マンションを所有し、上層
のペントハウスに住むとともに、執事や愛犬（都馬）
と暮らし、ポルシェなどの高級車を5台も
乗り回す車好き、という一面もあります。
犀川は一見クールなイケメンですが、
実はズボラで変わり者。
興味のないことには一切係わろうとせず、
いつも萌絵に引っ張りまわされていやいや
事件に首をつっこむことになります。
でも一度興味を持つと、警察も顔負けの
天才的な分析力、推理力を発揮します。
一方萌絵は、やはりかなりの変わり者ですが、
抜群の洞察力、観察力と、驚異的な計算能力
を持ち、事件に入れ込んでいつも犀川を
巻き込みます。
萌絵が大学で犀川に会ったとき、
自分より頭のいい大人を初めて見たと感じます。
その感情はやがて犀川への尊敬の念から
強い恋愛感情に発展、積極的に出てしばしば
犀川をあわてさせることになります。
さて、この二人、論理的思考には優れても
人の情に目のいかない理系バカですが、
天才的頭脳を持った犯人の巧妙なトリック
をどうのように見破るのか、そして恐らくは
最後に、森さんの小説の「四季シリーズ」
の主人公でもある真賀田四季（まがたしき）
との頭脳戦が待ち受けているのでは
ないでしょうか。
この真賀田四季こそ、森さんの推理小説に
登場する最強の天才です。
「人類のうちで最も神に近い」と表現されます。
劣化しない記憶力と、人知を超えた驚異的な
頭脳を持つ、多重人格者の女性です。
5歳で知識のインプットが全て完了、
幼くしてMITで博士号を取得しますが、
（ドラマではプリンストン大学のようです。）
14歳で両親を殺害、心神喪失で無罪になると、
その後15年間、孤島にある研究所に閉じこもります。
巨大企業などがその頭脳を狙いますが、
それらを巧みに利用、コントロールします。
物語では、犀川が孤島に来る際、閉じこもっていた
研究室から出て、犀川とは様々な関わり合いが
生じるようです。
犀川も四季の能力を高く評価、自分が遠く及ばない
ことを感じながらも、四季の思考を理解しようとします。
この四季ほどキャスティングの難しいキャラもいませんね。
このドラマに四季が登場するとしたら、いったい
誰が抜擢されるのか、興味津々でしたが、
なんと500人のオーディションのなかから、
もとももクロの早見あかりさんが選ばれたようです。
無機質でミステリアスなこのキャラをどう演じるのかも、
見る楽しみのひとつです。
「すべてがＦになる」のＦとは、コンピュータ
の世界で使用される16進法の世界における
最大数15のことです。すべての数字の羅列が
Ｆになったとき、あるプログラムが動き出す、
そんなことを暗示する四季の謎めいた
メッセージなんですね。
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